基本的には「自分の車は自分で売る」というのがベターですが、親の代わりに車を売却する必要が生じたり、友人に車の売却を頼まれたり、そういう場合もありますよね。
他人名義の車を代理で売るということは、そもそも可能なのでしょうか?
もし可能なら、どんな書類が必要になるのでしょうか?
代理売却の方法について詳しく解説していきます。
- 亡くなった親の車を代理で売りたい
- 友人から譲り受けた車を売りたいが、名義は友人のままだった
- 代理で車を売る際の必要書類が知りたい
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Contents
他人名義の車を代理で売却することはできる
結論から言いますと、他人名義の車を代理で売却することは可能です。ただし、通常車を売却する際に必要な書類に加えて、別の書類を準備しておく必要があります。
では必要書類から解説していきます。
代理で売る時に必要な書類は2つ
代理で車を売るのは、「車の所有者が代理で売ることを承諾している」ということを証明する必要があります。もし他人の車を勝手に売っている、となると大問題ですよね。
それで、代理で売る時に必要な書類は以下の通りです。
- 委任状
- 代理人の身分証明書
委任状
委任状は、上述した通り、「車の所有者があなたに代理で車を売却することを委任している」ということを示す書類となります。
これには所有者の実印が押印されている必要があります。
委任状の書式についてですが、特に決められた書式はありません。
車の買取店やディーラーに言えば書類は準備してもらえます。
代理人の身分証明書
免許証やパスポートなどを準備して下さい。
買取店によっては、代理人の印鑑登録証明書も準備するように言われることもあるようなので、必要な場合は準備して下さい。
あとは通常の車売却の書類を準備しよう
以上の書類が準備できたら、あとは通常の車売却の必要書類を準備して下さい。
- 自動車検査証(車検証)
- 自賠責保険証
- 印鑑登録証明書(所有者の)
- 自動車税納税証明書
- リサイクル券
- 自動車検査証(車検証)
車検証には、その車の情報が細かく記載されています。車売却の際だけでなく、車を運転する際には携行が義務付けられています。もし紛失している場合は、ナンバープレートを登録している陸運局で再発行してもらって下さい。
- 自賠責保険証
すべての車の所有者に加入が義務付けられている保険の保険証です。もし紛失している場合、保険会社にて再発行してもらって下さい。
- 印鑑登録証明書
いわゆる「印鑑証明」です。所有者(名義人)のものが必要です。市区町村の役所にて発行してもらって下さい。車を売る際は、発行から3ヶ月以内のものが必要となります。
- 自動車税納税証明書
毎年4月1日時点で車を所有している人に課せられる税金が自動車税です。親や友人名義の車ですと、その名義人の元に通知が来ており、自動車税を支払っているはずです。トラブルを避けるためにも、納税証明書を準備しておくことをオススメします。
- リサイクル券
「自動車リサイクル法」に基づき、リサイクル料金がきちんと支払われているかを確認する書類です。売却の際、必須ではありませんが、あるとスムーズです。
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他人名義の車を代理で売る例
では、他人名義の車を代理で売ることが多い事例を紹介します。
親の車を代理で売る
親が生きている場合
「親が車を買い替えたので、前の車を譲り受けて乗っていた」、「親が高齢になり、親の代わりに売ることになった」というパターンです。
この場合、所有者(親)の印鑑登録証明書などの必要書類の準備が比較的スムーズにできるので、特に大きな問題は生じません。
上述した書類を準備して売却して下さい。
親が認知症である場合
「認知症=親は正常な判断が下せない状態」のため、いくら委任状を準備したとしても車を代理で売ることは難しくなります。
この場合、まず成年後見人を立ててから車を売却する手続きに入ることとなります。
成年後見制度の申し立ては家庭裁判所にて行います。手続きが済み、晴れて成年後見人になったなら、通常の方法にて車を売却することができます。
成年後見制度についてわからない場合は、家庭裁判所や市区町村の高齢者福祉課等に相談してみて下さいね。
親が亡くなっている場合
この場合は、亡くなった親の名義のままで売却することはできません。
面倒ですが以下の手続きが必要になります。
- 遺産相続人を決定する
- 遺産相続人に所有者名義を変更する
- 車を売却
- 名義を相続人から売却先(中古車買取店等)へ変更
必要書類は、相続人の数やどのように相続するかによって変わってきます。
例えば、相続する人が1人(自分)だけの場合は以下の書類が必要です。
- 自分の戸籍謄本
- 自分の印鑑登録証明書
- 亡くなった親(車の所有者)の除籍謄本
複数の相続人がいる場合は、相続人全員の戸籍謄本が必要であったり、遺産分割協議書が必要であったりします。
車の相続に関する書類は複雑ですので、売却時に中古車買取店やディーラー等に確認してください。
ローン中の車を売る
もしローン中の車を売却しようとする場合、お手元の車検証の所有者の欄がローン会社になっている可能性があります。
この場合、まず所有権留保解除、つまりローン会社になっている所有権を解除し、自分に名義を変更する必要となります。
そのためには、まずローンを完済する必要があります。もしローンを完済できるだけの資金が手元にない場合、車を売却したお金でローンを完済させる、ということも可能です。
他人名義の車を売るQ&A
ここでは、他人名義の車を売る際のよくある質問を取り上げましょう。
所有者の印鑑証明が準備できない時はどうしたらいい?
所有者が海外にいる場合など、印鑑証明の準備ができないということが生じるかもしれません。
この場合は、所有者にその国の日本大使館に行ってもらい、「署名証明」を発給してもらい、その書類を日本まで郵送してもらって下さい。
この書類が「印鑑証明」の代わりとなります。
自分名義に変更してから売る方がいいの?
基本的には、他人名義のまま売却しても問題ありません。
自分名義に変更する場合、書類の準備や、運輸局へ足を運ぶ手間、また費用や日数もかかります。なので、高齢の親の代理で売ると言った場合には、あえて事前に名義変更をしておく必要はありません。
一方、親が亡くなっている場合や、名義人がローン会社の場合等は、上述した通り名義の変更が必要となりますので注意が必要です。
手続きは自分ですることも可能ですが、やや煩雑なため中古車買取店にお願いする方がラクに売ることができるでしょう。
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他人名義の車でも高く売る方法
他人名義の車を高く売る一番の方法は、複数の買取業者に査定してもらい、比較することです。
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必要な書類や名義についてわからないことも、手続きはすべて買取店がしてくれます。
結果として、他人名義の車をラクにそして高く売ることができます!
まとめ
この記事では、親や友人の車を代理で売ることは可能なのか解説してきました。
- 他人名義の車を代理で売ることは可能!
- 委任状、代理人の身分証明書が必要!
- 車買取一括査定を利用して、車を高く売り、手続きもお任せ!
「代理で売る」と言っても、それぞれの状況は様々であり、売る際の手続きも少々面倒に感じるかもしれません。
車買取一括査定を利用するなら、相場よりも車が高く売れる可能性は高まります。また、煩わしく感じる手続きについても教えてくれ、お任せできますよ。
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