結婚、引越し、転勤、また子どもが大きくなり生活費や学費にお金が必要になってきた等、様々な理由で車を手放すことを検討している方がおられます。
車があると日々の生活は便利ですが、その車を維持するために年間30〜50万円程度かかっていることも事実です。
車を手放すメリット・デメリットは何なのか、手放すタイミングはいつが良いのか、どうすればお得に手放すことができるのか、詳しく解説していきます。
- 車を手放そうか迷っている人
- 車を手放した際のメリット・デメリットを知りたい人
- 車にかかる費用を節約したいと思っている人
Contents
車を手放す前に要チェック!ポイントは4つ
- 車を手放すメリット
- 車を手放すデメリット
- 車を手放すタイミング
- 車を手放す方法
ではこれからポイント毎に解説していきます。
車を手放すメリット
長年車を持っていた人なら、「車を手放す」というのは思い切った決断が必要になります。
まず、車を手放すメリットを考えてみましょう。
年間50万円近くの維持費がゼロ
車を維持するのに年間どれほどの費用がかかっているのか、計算してみましょう。
主な維持費は以下の5つです。
- 税金…自動車税、重量税
- 保険…自賠責、任意
- 整備メンテナンス…車検、オイル、タイヤ、etc
- 駐車場代
- ガソリン代
では一つずつ見ていきましょう。
①税金
毎年払う必要があるのは、自動車税(軽自動車税)です。これは、毎年4月1日の時点で車を所有している人に課される税金です。これは車の排気量によって税額は決まっており、一番安い軽自動車で10,800円、普通車は29,500円〜111,000円かかってきます。
車検毎に払う必要があるのは、自動車重量税です。これは、車重に対して課税される税金です。エコカー減税対象車なら100%〜25%免税されます。条件によって異なりますが、軽自動車なら10,000円以下、一般的な普通車なら10,000円〜25,000円程度かかってきます。
②保険
車検毎に払う必要があるのは、自賠責保険です。これは、すべての車に加入が義務付けられている保険です。保険料は、2年分で約25,000円となっています。
万が一に備え、任意保険も払う必要があります。事故を起こして自分の車を傷つけてしまった場合、また大きな人身事故などを起こしてしまった場合のために加入しておく保険です。保険料は、運転者の年齢(20代や60代以上)・車種(高級車)・過去に事故を起こし保険を使ったことがある人・年間の走行距離が多い人などは高くなります。保険料は保険会社によって、またそれぞれの条件によって異なりますが、年間20,000円〜100,000円程度はかかってくる場合が多いです。
③整備・メンテナンス
車検は、新車を購入した方なら、まず購入から3年後に、以降は2年毎に受けなければなりません。費用は数万円〜100,000円程度はかかってきます。
オイル・オイルフィルター(エレメント)も走行距離に応じて交換が必要です。オイルは3000〜5000km毎に、または6ヶ月毎の交換が推奨されており、1回にかかる費用は約3,000円〜5,000円ほどかかってきます。オイルフィルターはオイル交換2回に1回の頻度での交換が推奨されており、1回にかかる費用は約1,000円〜3,000円ほどかかってきます。
タイヤも擦り減ってきますので交換が必要になってきます。タイヤは性能によって値段にかなりの差があります。海外製なら1本2500円くらいの物もありますが、高いものなら1本50,000円以上する物も存在します。工賃も店によって異なりますが、1本約3,000円ほどはかかってくるでしょう。
その他にも、経年によるブレーキパットの消耗や、ワイパーゴム交換、また安全に乗るために定期的な検査を受ける際にも費用はかかってきます。
④駐車場代
賃貸住宅やマンションなら駐車場代が必要になってきます。地方なら月に1台5,000円以下で借りれる所もありますが、都心になると月に1台50,000円ほどかかる場合もあります。
⑤ガソリン代
ガソリン代もかかります。こちらも走行距離や、車の燃費、使用する燃料の違い(軽油orレギュラーorハイオク)によって差はあります。あまり車に乗らない人なら、月3,000円程度ですが、通勤で使用したり週末は旅行やレジャーに出かける頻度が多い人は、月20,000円程度かかってくる場合もあります。
多い人なら車の維持費に年間約50万円近くかかってきますが、車を手放すならこれらの費用がすべて無くなりゼロになります。
電車・バスで健康的に
車があると、ちょっとしたスーパーやコンビニへの買い物でも車を使ってしまうことってありますよね。
仕事も会社でデスクワークですと、運動する機会というのはなかなかありません。
でも車が無いと、移動手段は徒歩、電車やバスが中心となります。これまでと違い、歩く機会が増えるため、運動量は自然と多くなります。
「運動」は生活習慣病を予防する基本です。車を手放すことでより健康的な生活が送れるかもしれませんよ!
事故を起こすリスクが減る
昨今、高齢ドライバーの事故がニュースで話題になっていますが、事故を起こすのは決して高齢者だけではありません。
車を運転している以上、常に交通事故のリスクとは隣り合わせです。
軽微な事故ならまだしも、重大事故を起こすと自分だけでなく家族の人生も狂わしてしまいます。
車を手放すなら、単純に車を運転する機会は減ります。なので、事故を起こす加害者になったり、また被害者になる機会も減るでしょう。
車を手放すデメリット
車を手放すにあたり、もちろんデメリットも存在します。デメリットもしっかり考慮して手放すか、手放さないか判断しましょう。
何かと移動は不便になる
これまで通勤で車を使用していたなら、通勤手段が電車・バスに変わります。これまでは、車という個人の空間で過ごせていた通勤時間。それが満員の電車やバスに揺られて通勤することとなります。
買い物をした帰り、重い買い物袋を持って電車やバス、また徒歩で家まで帰らないといけません。
これまで車でしていた子どもの保育園までの送迎も、徒歩または自転車でする必要があります。雨の日も暑い日もです。
また、都心部に生活しているなら交通網が発達しているのでさほど不便を感じないかもしれませんが、地方となると話は変わってきます。
車が無い生活の変化・不便さに、自分はまた家族は耐えられるのか、よく話し合い考える必要があります。
愛車を手放す寂しさ
長年乗っていた車、家族との思い出が詰まった車、自分流にカスタムした車。
その車を手放すということは、家族の1人がいなくなる位の寂しさを覚える方も多いです。
男性は「クルマ」が好きな方が多いので、特に寂しく感じるかもしれません。
車を手放すタイミング
車を手放すメリット・デメリットを十分に考慮したなら、次に手放すベストなタイミングを選びましょう。
車検時期が来たのでその前に
一番のタイミングは車検の直前に手放すことです。
一般的な車を所有している場合、基本的には2年に1回のペースで車検を受けなければなりません。(新車を購入した方なら、まず購入から3年後に、以降は2年毎に車検を受けなければなりません。)
車検を受けるには費用がかかりますよね。所有している車種、また車検をお願いするディーラーや業者によって異なりますが、約5万〜10万円程度かかってきます。
車検前に手放すと、この車検費用がかからないため、余分な支払いを減らすことができます。
自動車税を払う前に
先ほど触れた通り、自動車税は毎年4月1日の時点で車を所有している人に課せられる税金です。
なので、4月1日の時点で車を所有しているなら、所有している車の排気量に応じた自動車税を払わないといけません。
例えば軽自動車なら10,800円、排気量4600ccのトヨタ ランドクルーザーなら88,000円です。なかなか大きい額の支払いとなるので、可能なら4月1日より前に手放しておきたいですよね。
ただ、普通自動車の自動車税については、例えば7月に車を手放した場合、残りの8月〜翌年3月までの分の自動車税は戻ってきます。
一方、軽自動車税は支払ってしまったなら、いつ手放しても戻ってきませんので注意が必要です。
1〜3月は高く売れやすい
一般的に3月は車が売れやすい時期と言われています。4月から新しい生活を迎える人が多いので、それに向けて3月までに車を買っておこう、という訳です。
なので、車を手放すならそれまでの期間、つまり1月〜3月上旬がベストです。
なぜ3月上旬なのか、それは前述した通り、自動車税(4月1日時点で所有していると課される)のことがあるからです。3月下旬に手放す準備をしていると、売却が4月にかかってしまう、というリスクがあります。
車の「年式」を考えるなら、12月に手放すというのも有りです。中古車は「何年落ち」かによって値段は変わってきます。例えば、2015年式の車の場合、2018年12月に査定してもらうと「3年落ち」となりますが、2019年1月に査定してもらうと「4年落ち」となります。
いずれにせよ、中古車の相場は毎日変化しており、時の経過とともに年式は古くなっていき、値段は下がっていきます。
車を手放すことを検討しているなら、車検時期も考慮に入れつつ早めに決断することをオススメします。
車を手放す方法
最後のポイントは、車をいかにお得に手放すのか、その方法です。
どうせ手放すなら高く売ろう!
車を高く売る一番の方法は、複数の買取業者に査定してもらい、比較することです。
でも、自ら足を運んで中古車買取店を何店も巡るのって、面倒ですよね。
そんな時にオススメなのが、車買取一括査定サイトを利用することです!
車買取一括査定とは、インターネットで売りたい車の情報を入力すると、一度に複数の買取店から自宅で無料で査定を受けることができるというサービスです。
「ナビクル」なら、売りたい車種情報と、あなたの情報を入力すると、最大10社の買取店に査定依頼を一度にすることができ、愛車の相場もすぐに知ることができます。
- 買取相場が9項目を入力するだけ、45秒でわかる!
- 車一括査定サイトの中でシェアNo.1!
- 厳格な基準を満たした信頼できる優良買取店のみと提携!
相場と最高買取額を知ることができるので、中古車買取店の提示額が適正なのか、判断することができます。
結果として、愛車を最高額で手放すことができます!
まとめ
この記事では、車を手放す際に気をつけたいポイントを解説してきました。
- 車を手放すメリットを考える
- 車を手放すデメリットも考える
- 車を手放すベストタイミングを見計らう
- 車買取一括査定を利用し、車をお得に手放す
車を手放すということは、生活を大きく変化させる出来事です。
性急に手放すのではなく、車を手放した生活はどんなものなのか、メリット・デメリット・タイミングをしっかりと考えましょう。
そして、車を手放すと決めたなら、車買取一括査定を利用して、お得に手放しましょう!
オススメの車一括査定サイトランキング!
では、オススメの査定サイトランキングです!
オススメ度 | |
---|---|
一括査定社数 | 最大10社 |
提携査定業者 | 厳格な基準を満たした「JADRI」に所属する優良な業者のみ |
入力時間 | 45秒 |
オススメ度 | |
---|---|
一括査定社数 | 最大30社 |
買取店の選択 | 査定してほしい買取店を選ぶことが可能 |
入力時間 | 90秒 |
オススメ度 | |
---|---|
査定方法 | 自宅または提携ガソリンスタンドにて1回だけ |
営業電話 | ユーカーパックからの1回だけ |
入力時間 | 30秒 |