赤ちゃんが誕生し、家族が増えることほど喜ばしい幸せな出来事はないかもしれません。
しかし、それに伴う車選びに関しては頭を抱えているパパママも多いのではないでしょうか?
この記事では、そんなパパママの悩みを解決できるよう、おすすめの車や車を選ぶ際に注意したいポイントを解説していきます。
- 初めての赤ちゃんで、どんな車を選んだら良いかわからない
- 赤ちゃんのいる家族の、車選びのポイントを知りたい
- おすすめの車を知りたい
Contents
赤ちゃんのいるファミリーが重視すべき車選びのポイント
大切な命を守る安全性能
大切な赤ちゃんの、そしてパパママの命を守るためにも、安全性能はとりわけ注意しておきたいポイントです。
安全技術は急速に進歩しています。特に近年、新車では搭載されていることが多く、先進技術を搭載した車を「セーフティ・サポートカー(サポカー)」と呼ばれています。その、サポカーの中でも機能の内容により、サポカーS(ワイド、ベーシック+、ベーシック)、サポカーに分類されます。
赤ちゃんのいるファミリーには、より多くの安全装備を搭載している「サポカーSワイド」の車をおすすめします。
次に、特におすすめする搭載しておいて欲しい予防安全技術を4つあげます。
- 衝突被害軽減ブレーキ
- 誤発進抑制制御機能
- 車線逸脱警報機能
- ブラインドスポットモニター
- 衝突被害軽減ブレーキ・・・車に搭載されたカメラとレーザーレーダーで車や歩行者を検知し、自動ブレーキによって衝突を回避または被害軽減を図ります。
- 誤発進抑制制御機能・・・停車または徐行時、前方や後方にある車両や壁などが検知されているにも関わらず、アクセルペダルが強く踏み込まれた時に、エンジン出力を抑制したりブレーキ制御を行うことで、衝突回避または被害軽減を図ります。
- 車線逸脱警報機能・・・走行中、車線の左右区画線をカメラが検知し、前方不注意などで車線をはみ出すとシステムが判断した場合、警報音などでドライバーに危険を知らせます。
- ブラインドスポットモニター・・・車線変更の際、後方から接近する車両の存在を知らせる表示をドアミラーに点灯させたり、もし接近しているにも関わらずウインカー操作をすると警報音を出し、ドライバーに危険を知らせます。
赤ちゃんを車に乗せていると、何かと後席の赤ちゃんが気になります。特に急に泣き出したり、なかなか泣き止まなかったりすると、注意が散漫になってしまうこともあります。
そんな時、予防安全技術を装備していれば、事故を回避できる可能性は高くなり、結果として大切な赤ちゃんの命を守ることに繋がります。
ただし、これら予防安全技術の性能にも限界はあります。最終的には運転者が細心の注意を払い、安全運転を心がけることが必要です。
また言うまでもなく、チャイルドシートを正しい方法で装着し、しっかり赤ちゃんを座らすということも安全での大前提です。
車の維持費も見過ごせない
赤ちゃんが生まれると、おむつやミルク、成長に合わせて購入するベビー服など、何かと出費はかさみます。
また将来、小学校〜大学と進んでいくと、結果的に子ども1人を育てるのに3000万円ほどかかると言われています。
ですので、日常生活に必要な車とはいえ、車ばかりにお金はかけていられません。
この中で一番節約しやすいのはガソリン代です。
現在、燃費性能がずば抜けて高いハイブリッド車や、燃料が安い軽油で燃費も良いクリーンディーゼル車などが多く販売されています。
こういった車を選ぶなら、維持費を抑えることができます。
また毎年支払う自動車税も考えておきましょう。
自動車税は車の総排気量によって値段が変わります。
例えば軽自動車なら10,800円ですが、排気量4600ccのトヨタ ランドクルーザーなら88,000円です。実に77,200円もの差があるのです。
こういった点も考慮に入れて、車を選ぶことができます。
車を何に使うのか用途目的を考えよう
車を使う用途目的によっても、選ぶ車は変わってきます。
例えば、「赤ちゃんを連れて遠くの実家に車で度々帰省する」という家族なら、SUVやミニバンといった長距離ドライブでも疲れない車をおすすめします。
逆に、「車は近所のスーパーに行く時くらいしか使わない」という家族なら、コンパクトミニバンや軽自動車といった小回りのきく車をおすすめします。
車をどういった目的で使うことが多いのか、また荷物はどれくらい積むことがあるのか、遠くに車で出かける機会はあるのか、家族以外の親族を乗せる機会はあるのか、といったことをしっかり考えた上で車を選びましょう。
3年後もその車に乗れるか、人生設計を考えて
車選びの際は、子どもは何人欲しいのか、といった将来の人生設計もしっかり考慮に入れましょう。
例えば、パパママ+子ども1人なら、軽自動車で十分でしょ!と思われるかもしれません。でも、もし子どもが2人になると後席はチャイルドシートでいっぱいです。軽自動車のトランクスペースは小さいため、ベビーカーを積むことは難しくなってしまいます。
もちろん、人生何が起こるかわかりませんが、「3年後もその車に乗れるのか」、将来のこともしっかり考えて車選びをしましょう。
赤ちゃんのいる家族におすすめのカタチはこの4つ
車にも色々なカタチがあります。夫婦2人の時は、2シーターのスポーツカーに乗っていたり、セダンタイプの車に乗っていたり。
でも、赤ちゃんが生まれると、これまで乗っていた車は使いにくくなったり、手狭に感じたりすることが多いです。
今回は、赤ちゃんのいる家族におすすめの車のカタチを4つご紹介します。
- ミニバン
- コンパクトミニバン
- SUV
- 軽自動車
それぞれの特徴やメリット・デメリットを確認しておきましょう。
室内広々、ロングドライブもラク!ミニバン
ファミリーカーの定番と言えるのがミニバンです。
何と言っても、その特徴は室内空間の広さ。定員も7〜8人ですので、家族が増えても安心です。
3列目を倒すと広いラゲッジスペースも確保、荷物もたくさん積めますので、旅行やアウトドアにも最適です。
ロングドライブも快適に楽しめる車です。
ミニバンの特徴 | |
特徴 |
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メリット |
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デメリット |
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こんな家族におすすめ |
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ちょうどいいサイズ感!コンパクトミニバン
ミニバンは大きすぎる、、、という家族におすすめなのが、コンパクトミニバン。
コンパクトボディなのに、グレードによっては定員7名で大人数乗れたり、またスライドドアなので、小さい子どもがいてもラクに乗り降りができます。
近所の買い物に行く時なども小回りが利くので、運転がちょっと苦手というママも安心して運転できます。
コンパクトミニバンの特徴 | |
特徴 |
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メリット |
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デメリット |
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こんな家族におすすめ |
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見た目と走行性能重視!SUV
昨今ブームで、様々な車種が出ているのが、SUVです。
ミニバンとは違ったスタイリッシュなデザインで、見た目もカッコ良いです。また乗り心地も良いので、赤ちゃんも快適なドライブを楽しめます。
キャンプを家族で楽しみたい!というパパママには特におすすめです。
SUVの特徴 | |
特徴 |
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メリット |
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デメリット |
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こんな家族におすすめ |
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安くて便利!軽自動車
何と言っても軽自動車の特徴は、車体が小さく運転しやすいことです。自動車税も10,800円と安く、維持費も抑えられます。
最近は室内空間もかなり広くなっており、またスライドドアを備えた軽自動車も多く販売されており、利便性・実用性は向上しています。
軽自動車の特徴 | |
特徴 |
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メリット |
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デメリット |
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こんな家族におすすめ |
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おすすめの車はこれだ!11選
では、赤ちゃんのいる家族におすすめの車を11種、紹介していきましょう。
ミニバン
日産・セレナ
セレナのスペック | |
燃費 | 15.0〜26.2Km/L |
定員 | 7〜8名 |
サイズ | 全長4770mm 全幅1740mm 全高1875mm |
安全装備 | サポカーSワイド、サポカー 対象 |
2018年に一番売れたミニバンが、日産・セレナです。
e-POWERモデルで26.2Km/Lと、経済的にも助かる燃費です。
先進安全装備も充実しています。
また、車の下に足をかざすだけでスライドドアが開く「ハンズフリーオートスライドドア」といった、子育て中の親には大変便利な機能がついたグレードもあります。
トヨタ・ヴォクシー
ヴォクシーのスペック | |
燃費 | 16.0〜23.8Km/L |
定員 | 7〜8名 |
サイズ | 全長4710mm 全幅1735mm 全高1825mm |
安全装備 | サポカーSワイド、サポカー 対象 |
迫力のあるフロントフェイスが人気のミニバンです。
ハイブリットモデルでは23.8Km/Lと低燃費ですが、走行性能も向上しており、乗り心地は快適です。
ドアの開口は広く、また低床のため乗り降りもしやすい車となっています。
もちろん、安全装備も充実しています。
ホンダ・ステップワゴン
ステップワゴンのスペック | |
燃費 | 15.0〜25.0Km/L |
定員 | 7〜8名 |
サイズ | 全長4760mm 全幅1695mm 全高1840mm |
安全装備 | サポカーSワイド、サポカー 対象 |
こちらも大人気のミニバンです。
ハイブリットモデルでは25.0Km/Lと低燃費を実現。
安全装備も充実しています。
ステップワゴンは、トランクドアが特徴的です。ヨコにもタテにも開閉することができ、狭いスペースでも荷物の出し入れがしやすいデザインとなっています。
コンパクトミニバン
ホンダ・フリード
フリードのスペック | |
燃費 | 19.0〜27.2Km/L |
定員 | 5〜7名 |
サイズ | 全長4265mm 全幅1695mm 全高1710mm |
安全装備 | サポカーSワイド、サポカーSベーシック+ 対象 |
同じホンダのステップワゴンよりも全長が約500mm短く、使い勝手の良い大きさです。
「マザーズセレクション大賞」と言う賞も受賞しており、子育て期のママからの支持率が高い車です。
安全機能も強化しており、この点も支持が高いポイントとなっています。
トヨタ・シエンタ
シエンタのスペック | |
燃費 | 15.4〜28.8Km/L |
定員 | 5〜7名 |
サイズ | 全長4260mm 全幅1695mm 全高1675mm |
安全装備 | サポカーSワイド、サポカー 対象 |
こちらも、コンパクトな大きさのため、狭い路地やパーキングでも停めやすいサイズ感です。
低床であり、段差のないフラットフロアの設計、またセカンドシート周囲には手すりがあったりと、細部まで工夫がされており、大変乗り降りのしやすい車です。
もちろん、安全装備も問題ありません。
SUV
マツダ・CX-5
CX-5のスペック | |
燃費 | 12.6〜19.4Km/L |
定員 | 5名 |
サイズ | 全長4545mm 全幅1890mm 全高1690mm |
安全装備 | サポカーSワイド 対象 |
SUVの中でも大人気なのが、マツダ・CX-5です。デザインもよく、純粋に「カッコいい!」と思える車で、子育て世代のパパも大満足の1台です。
クリーンディーゼルエンジン車は、燃料が軽油であり、燃費も19.4Km/Lと低燃費です。
電気自動車やハイブリット車では味わえない、力強い走りが楽しめるディーゼルエンジン。そして、環境性能や安全装備も充実している、おすすめの車です。
トヨタ・C-HR
C-HRのスペック | |
燃費 | 15.4〜30.2Km/L |
定員 | 5名 |
サイズ | 全長4360mm 全幅1795mm 全高1550mm |
安全装備 | サポカー 対象 |
2018年、最も売れたSUVがこのC-HRです。
ハイブリット車は、驚異の30.2Km/Lという低燃費です。SUVではトップレベルの燃費であり、経済的に助かる1台です。
サイズは、トヨタ・シエンタよりも全長は100mm大きい程度のため、運転もしやすいサイズです。
トヨタ・ハリアー
ハリアーのスペック | |
燃費 | 12.8〜21.4Km/L |
定員 | 5名 |
サイズ | 全長4725mm 全幅1835mm 全高1690mm |
安全装備 | サポカーSワイド 対象 |
洗練されたデザインで大変人気のあるSUV車です。子育てパパも乗りたい、納得の1台です。
もちろん、燃費性能もよくハイブリット車では、21.4Km/Lです。
バックドアはスマートキー操作などでオート全開、全閉、一時停止ができる優れもの。
家族で遠くに出かけたくなる車です。
軽自動車
スズキ・スペーシア
スペーシアのスペック | |
燃費 | 26.4〜30.0Km/L |
定員 | 4名 |
サイズ | 全長3395mm 全幅1475mm 全高1785mm |
安全装備 | スズキセーフティサポート(衝突被害軽減ブレーキ、誤発進抑制機能など) |
子育て中のママからの支持が高いのがこのスズキ・スペーシア。
後席は両側ともにスライドドアのため、子どもがドアを開けても隣の車にぶつける心配がありません。
後席にはロールサンシェードが付いているグレードもあり、赤ちゃんを直射日光から守ったり、プライバシー保護にも役立つ装備です。
安全装備も充実しています。
ホンダ・N-BOX
N-BOXのスペック | |
燃費 | 23.0〜27.0Km/L |
定員 | 4名 |
サイズ | 全長3395mm 全幅1475mm 全高1790mm |
安全装備 | Honda SENSING(衝突被害軽減ブレーキ、誤発進抑制機能など)、サポカーSワイド 対象 |
軽自動車の販売台数1位がこのホンダ・N-BOXです。
オプションでハンズフリースライドドアの選択も可能です。赤ちゃんを抱っこしたまま、車体下のセンサーに足先をかざすだけで、自動で開閉します。
また静粛性能も向上しており、赤ちゃんも寝やすい車と言えます。
ダイハツ・ムーヴキャンバス
ムーヴキャンバスのスペック | |
燃費 | 19.6〜28.6Km/L |
定員 | 4名 |
サイズ | 全長3395mm 全幅1475mm 全高1650mm |
安全装備 | スマートアシストⅢ(衝突回避支援ブレーキ機能、誤発進抑制機能など)、サポカーSワイド 対象 |
「普通の軽自動車はちょっと、、、」という方におすすめなのが、ダイハツ・ムーヴキャンバスです。
可愛いルックスは子育て中のママにぴったりです。
後席はもちろんスライドドア。ドアハンドルのスイッチを押すだけで電動でドアが開くので、荷物を持っていたりしても楽に積み込みが出来ます。
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まとめ
この記事では、赤ちゃんのいる家族が車を選ぶ際に注意したいポイントや、おすすめの車を紹介しました。
- 安全性能は妥協しない
- 維持費はいくらかかるか
- 車の用途目的を考える
- 今だけではなく3年後も乗れるか
車の大きさや使いやすさは、実際に見て、試乗してみないとわかりません。生活のどんな場面で使うのか、想像しながらじっくり選んでくださいね。
店舗に行ったり試乗したりすると、ディーラーに今乗っている車の下取りの見積もりも出してもらえるかもしれません。決してその場で即決するのではなく、一度持ち帰り、車買取一括査定を利用してみて比較して下さい。
少しでも高く売って、赤ちゃんと乗る次の1台の購入資金にあてましょう!
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入力時間 | 90秒 |
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査定方法 | 自宅または提携ガソリンスタンドにて1回だけ |
営業電話 | ユーカーパックからの1回だけ |
入力時間 | 30秒 |