新車を乗っている人にとって、購入してから「3年」というのは一つの区切り、節目と言えます。
この「３年」というタイミングでの買い替えはお得なのでしょうか？それとも損するのでしょうか？
この記事では「３年」という語をキーワードに、３年で買い替えるメリット・デメリットについて解説します。
- 新車を買ってからもうすぐ3年が経つ
- 新車は3年毎に買い替えるのがお得なのか知りたい
- 新車の売り時を知りたい
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Contents
車を3年で買い替えると、経済的に損をする可能性が高い
3年での買い替えにおいて、「何を重視するか」によって得か損かの判断基準は異なります。
もし、お金（経済的）の部分を重視するなら、一般的には3年での買い替えは損をする場合の方が多いと言えます。
一方、常に新しい車に乗りたいと思われている方にとっては、3年での買い替えはベストなタイミングとも言えます。
それで、今から解説していくメリット・デメリットを十分に考えた上で、3年での買い替えは自分にとって得なのか、損なのか、判断してみて下さいね。
車を3年で買い替えるメリット
まず、3年で買い替えるメリットについて解説します。
- 3年毎に新車に乗れる
- 車検費用が不要
- 新車保証期間内のためメンテ費用がほぼかからない
- 3年なら買取価格も高め
3年毎に新車に乗れる
常に新しい車に乗りたい人にとって、3年毎に新車に乗れるというのはとても魅力的です。車の技術は日々進歩しており、新車種が発売されたり、これまで乗っていた車がマイナーチェンジやフルモデルチェンジをしたりします。
3年毎に買い替えるなら、最新の外観・内装・装備の車に乗れる機会が増えるというメリットがあります。
車検費用が不要
新車を購入すると最初の車検は「3年後」にやってきます（一部を除く）。購入してから3年経つ直前、つまり車検の前に買い替えるなら、車検を受けなくても良いので車検費用が不要になります。
一般的に車検費用は約10万円前後ですが、この費用がかからないというのはメリットです。
新車保証期間内のためメンテ費用はほぼかからない
新車のメーカー保証の期間は「3年」である場合が多いです。この期間なら、エアコンや純正ナビなどの電装部品を含め、ほとんどの部品が保証対象です。
つまりもし不具合が生じても保証が効くため、こちらが修理費を払うことはほぼありません。
オイルフィルターやブレーキパッドなど消耗品や、エンジンオイルなどの油脂類の費用はかかりますが、これは車を乗っている以上は仕方のないこと。
新車なので故障もほとんどなく、大きな修理費用が必要になることはほぼ無いと言えます。
3年なら買取価格も高め
車は古くなるにつれて価値は下がっていきます。でも3年以内に売るなら、走行距離も短めですので比較的高い価格で買い取ってもらえる可能性が高いです。
もちろん、車種やマイナー・モデルチェンジの時期などによっても左右されますが、残価率は一般的に新車購入時の50〜60％、かなり良いと70％と言われています。
例えば、300万円の新車を購入していた場合、3年以内に買い替えると、150〜210万円で売ることができるかもしれない、ということです。
このお金は次に新車を買う際の購入資金に充てることができます。
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車を3年で買い替えるデメリット
物事には必ずデメリットも存在します。
単純に「メリットの方が多い！」と考えるのではなく、総合的・長期的にみてどうかという視点で、デメリットもしっかり考慮した上で判断して下さい。
長期的にみて3年での買い替えは不経済
3年で買い替える方がメンテナンス費用もかからないし、お得なのでは？と思われるかもしれませんが、実は不経済つまり損をする可能性が高いです。
3年で買い替える場合と、同じ車を9年乗り続けた場合を比較してみましょう。
| 車にかかる費用の比較 | ||
| 3年で買い替える場合 | 9年乗り続けた場合 | |
| 新車本体代 | 300万×3回＝900万 | 300万×1回＝300万 |
| 新車購入諸費用 | 40万×3回＝120万 | 40万×1回＝40万 |
| 車売却価格 | (-)150万×2回＝(-)300万 | 0 |
| メンテナス費用 | 10万 | 65万 |
| 計 | 730万 | 405万 |
（300万円の新車を購入、リセールバリューは新車購入価格の50％で計算、メンテナンス費用は3年で買い替えはエンジンオイル費用のみを計上、9年乗り続けはタイヤ交換・バッテリー交換・ブレーキパッド交換等の費用も計上）
この表のように、3年で買い替えた場合と、9年乗り続けた場合では、なんと325万円も差があることがわかります。
この差は、大きなデメリットと言えます。
ローンが残っていると見直しが必要
もし新車をローンで購入しているなら、3年で買い替えとなると、まだローンが残っている場合がほとんどです。
ローン中の車を売るとなると、基本的にはまずローンを完済する必要があります。自分の預貯金を返済にあてるのか、または車の売却金で返済するのか、車の売却金だけでは返済できない場合はどうしたらよいか等々、ローンに関する様々なことを考え、クリアしていかなければなりません。
また、次の新車購入時にもローンが必要なら、再度組み直さなければなりません。
車を3年で売るなら複数の買取店で査定すべき
ここまで3年で買い替える場合のメリット・デメリットについて解説してきましたが、これらを踏まえた上で、「やっぱり3年で買い替えたい！」と思った方もおられるのではないでしょうか。
それなら、その車、高く売りましょう！
ディーラーで下取りしてもらうメリットとデメリット
車を売る際、ディーラーで下取りしてもらうというのは一番ラクな方法です。
もし同じディーラーで下取り・新車購入をするのなら、全ての手続きが1つの店舗で完結します。
また、次の車が納車されるまで、今の車に乗っておくことができますし、車両の入れ替えもスムーズに行えます。
これらは大きなメリットと言えます。
ただデメリットもあります。それは、ディーラーの下取り価格はどうしても低くなってしまう、ということです。
ここのリセールバリューが低いと、次の車の購入資金に充てられる額も減ってしまいます。
車買取一括査定なら高く売れる可能性は高まる
3年で車を買い替えるなら、ディーラーでの査定だけで済ませてはダメです！
でも、買取店を１件1件巡るのって面倒ですよね。
そんな時にオススメなのが、車買取一括査定サイトを利用することです！
車買取一括査定とは、インターネットで売りたい車の情報を入力すると、一度に複数の買取店から自宅で無料で査定を受けることができるというサービスです。
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一括査定を利用してまず買取相場を知り、そしてディーラーが提示している下取り価格と比較することをオススメします！
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まとめ
この記事では、3年で車を買い替えるのが得なのか損なのか、そのメリット・デメリットを解説してきました。
【メリット】
- 3年毎に新車に乗れる
- 車検費用はかからない
- 3年ならまだ高く売れる
【デメリット】
- 長期的にみると300万円以上も損をしている
- ローンの見直しなどが大変
私たちも何か物を買う時、どこで買えば得なのか比較しますよね。例えば、実店舗で買うべきか、楽○で買うべきか、ア○ゾンの方が安く買えるのか、etc.
車を売るときも同じです。
もし3年で買い替えを決断したなら、ディーラーの査定だけでは不十分です。車買取一括査定を利用して、ぜひ比較してみて下さい。そして一番高い査定額を提示したところに売りましょう！
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