一般的に、新車登録から2回目以降の車検は、2年ごとに受けなければなりません。
しかし、車検を通すには最低でも約10万円ほどかかり、もし修理や部品の交換が必要ならば、さらに費用がかかってきます。時に家計を圧迫してしまう、というのも事実です。
この記事では、車検切れなのにお金が手元にない場合の対処方法について解説します。
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Contents
車検切れなのにお金がない場合の5つの対処方法
車検が切れるのに、車検を受けるお金がない場合、どうしたら良いのでしょうか?
以下に挙げる5つの対処方法を1つずつ解説していきますね。
- 車検業者を選ぶ
- ユーザー車検で済ます
- 分割払いやローンを利用する
- お金が貯まるまで待つ
- 車を売ってしまう
車検業者を選ぶ
一つ目の対処方法は、車検業者を選ぶという方法です。
どこで車検を受けても法定費用は変わらない
車検には必ず支払わないといけない「法定費用」というものがあります。
この法定費用には、自動車重量税、自賠責保険料、検査手数料が含まれます。
自動車重量税
車重に対して課される税金です。車重や新車登録からの経過年数によって金額は変わりますが、軽自動車なら10,000円以下、一般的な普通車なら10,000円〜25,000円程度かかってきます。エコカー減税対象車なら、25〜100%減税・免税されます。
自賠責保険料
全ての車に加入が義務付けられている保険です。そして、車検の際にはこの保険の加入が必要となり、通常ですと次の車検までの24ヶ月の保険期間分の保険料(25,830円:自家用乗用自動車)を支払います。
検査手数料
車検を受ける際に必要な手数料です。この手数料の内訳は、「基準適合性審査に係る手数料」と、「自動車検査証の交付に係る手数料」です。継続検査の場合、小型車で1,700円、普通車で1,800円となります。
車種によりこの3つの法定費用の合計は異なりますが、約28,000〜53,000円程は必要となってきます。この額はどこで車検を受けても変化はありません。
車検基本料や部品交換費用は車検業者によって違う!一番安い業者を選ぶ
上記の「法定費用」とは異なり、「車検基本料」や「部品交換費用」は車検業者によって費用は変わってきます。
車検基本料
24ヶ月定期点検料、測定検査料、車検代行手数料の3つを指します。この部分は、車検業者によって値段が違います。約50,000円程度は必要となる場合がほとんどです。
部品交換費用
長年乗っていると、多くの部品が経年劣化し交換・整備が必要となります。この際にかかるのが部品交換費用です。この部分も、車検業者によって値段は変わってきます。
もし知り合いが車の整備工場で勤務していたりする場合、この「車検基本料」や「部品交換費用」は安くしてもらうことも可能かもしれません。
一方、ディーラー等で車検を受ける場合、一般的にこの部分の費用は高くなってしまう傾向が多いようです。
それで、いくつかの車検業者に見積もりを取り、一番安いところで車検を受けるなら、いくらか車検費用を抑えることができるでしょう。
ユーザー車検で済ます
「とにかく車検費用を安く!」という方は、自分で運輸支局に車を持ち込むユーザー車検という方法もあります。
この方法なら、消耗している部品の交換費用にもよりますが、100,000円以下に抑えることも可能となり、数万円節約することができます。
安いが手間がかかるのがデメリット
普通の車検と比べて安く抑えることはできますが、デメリットもあります。
それは、時間と手間がかかることです。
書類の用意や、運輸支局への予約等、全て自分でしなければなりません。また、運輸支局が営業している平日昼間しか検査を受けることができません。時期によっては混雑しており、スムーズに検査を受けることが難しい場合もあります。
車の点検や整備を日常的に自分でしており、ある程度の知識があるなら安く抑えられるユーザー車検はオススメですが、そうでない場合は車検業者にお願いした方が無難でしょう。
分割払いやローンで支払う
今すぐに100,000円以上のお金を準備することは難しくても、分割払いなら車検費用を支払うことも可能となるのではないでしょうか。
車検業者によっては、車検費用をローン払いにすることが可能な場合もあります。その車検業者でのローンや、マイカーローンを利用することも出来ます。ただ、金利には注意して下さいね。
クレジットカードの分割払いも利用してみる
車検業者によってはクレジットカードでの支払いが可能な店も多くあります。この場合、クレジットカードの分割払いを利用することができます。
こちらも多少の金利がかかりますが、一度に100,000万円以上の大金が出て行くことは防げますので、結果、車検を通すことが可能となるでしょう。
お金が貯まるまで待つ
「別に数ヶ月車が無くても生活できる」という方は、車検費用分のお金が貯まるまで待っておくというのも1つの対処方法です。
ただ、車を日常的に使う人にとっては全く現実的ではありません。
車検切れの車は公道では運転できない
車検の切れた車を所有することは全く問題ありません。
しかし車検切れの車を公道で運転すると法律違反となります。道路運送車両法という法律によって、違反手数が加算されたり、場合によっては免許停止処分となりますので注意が必要です。
加えて、車検が切れているなら自賠責保険も切れているでしょう。自賠責保険は加入が義務付けられている保険です。この自賠責保険が切れている状態で公道を運転するなら、自動車損害賠償法という法律の違反となり、違反点数の加算、また1年以下の懲役または50万円以下の罰金が課されることとなります。
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車を売ってしまう
「どうしても車検を通すお金がない」「車をあまり使っていないので手放すことを検討していた」という方は、思い切って車を売ってしまうというのも1つの方法です。
車を維持するには、ガソリン代や駐車場代、任意保険料や消耗してくる部品の交換・整備に多くの費用がかかっています。実に50万円近くかかっています。
車を売ってしまうと、これら維持費は一切かからず、もちろん車検費用も不要です。
近年は、身近なところにカーシェアリングステーション(例:タイムズカー等)があったり、駅前にはレンタカー店があったりと、便利な時代となっています。
マイカーを手放し、必要な時だけ車を借りる、というのも有りです。
車を高く売る方法を伝授
どうせ車を売るなら、高く売りたいですよね。車を高く売るためのポイントは以下の3つです。
- 車は下取りよりも買取の方が高く売れる
- 車買取一括査定を利用し、複数の買取店に査定してもらう
- 査定額を比較し、最高額を提示した買取店に売る
もちろん、車検が切れそうな車も買い取ってもらうことは可能です。
車買取一括査定を利用すると、最大10社の買取店に査定してもらうことができます。
査定額を比較し、あとは最高額を提示した買取店に売るだけで完了です。
高く売れたなら、住宅ローンの返済に使ったり、家族で旅行に出かけたり、使い方はあなた次第、自由に使うことができますよ!
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まとめ
この記事では、車検が切れそうなのにお金がない場合の対処方法について解説してきました。
- 車検基本料・部品交換費用を比較して、車検業者を選ぶ
- ユーザー車検なら安いが手間や時間はかかる
- 分割払いやローンが利用できる業者を探す
- お金が貯まるまで待っておくのもありだが、車検切れの車には乗らない
- 車買取一括査定を利用して車を高く売ってしまう
「車検」というのは車を所有し続けるか、売却してしまうか、色々と検討するには良いタイミングと言えます。
もし車を売るという選択をしたなら、迷わず車買取一括査定を利用してみてください。あなたが思っていた以上に高く愛車が売れるかもしれませんよ!
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