10年以上も同じ車に乗りつづけていると愛着が湧きますし、手放したくないという気持ちも強まるものの、これから維持費がどんどん掛かるのでは?と不安を感じる人もいます。
また逆に、レトロな風貌に憧れて、20年以上前の年式の中古車を買いたい!と思っている人もいるでしょう。
この記事では、古い車の維持費について、どういった部分が高くなっていくのか、解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
Contents
古い車の維持費はどうしても高くなる傾向にある
大方の想像通りかと思いますが、古い車の維持費はやはり高くなってしまう傾向にあります。
特に新車登録から13年目という年が1つのターニングポイントになります。
もしお持ちの車がこの13年目を迎えようとしているなら、車を買い替えるタイミングではありますので、一度検討してみるのも良いのではないでしょうか。
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古い車の維持費が高くなる3つの理由
年式の新しい車と比較して、古い車の維持費は高い傾向にありますが、その理由は大きく分けて3つあります。
- 車検費用が高くなる
- 税金が高くなる
- 燃費が悪い
では1つずつ見ていきましょう。
車検費用が高くなる
2年ごとにやってくるのが車検ですよね。車検を通すには最低でも約10万円程度はかかってきます。なかなかの出費です。これに加えて、古い車ですとさらにプラスα費用がかかってきます。それが、重量税と部品の交換修理費用です。
新車登録から13年と18年は重量税がUP
自動車重量税とは、車重に対して課される税金のことです。一般的な普通車なら、10,000円〜25,000円程度かかってきます。しかし古い車になると、この自動車重量税が上がります。
- 自動車重量税(車検毎)
13年及び18年を超えた場合の自動車重量税の負担額の違い | |||
重量 | 12年以下 | 13年以上 | 18年以上 |
0.5トン以下 | 8,200円 | 11,400円 | 12,600円 |
〜1トン | 16,400円 | 22,800円 | 25,200円 |
〜1.5トン | 24,600円 | 34,200円 | 37,800円 |
〜2トン | 32,800円 | 45,600円 | 50,400円 |
〜2.5トン | 41,000円 | 57,000円 | 63,000円 |
〜3トン | 49,200円 | 68,400円 | 75,600円 |
※エコカー減免適用車は上記の額とは異なります。
この表の通り、自動車重量税については2段階で負担額が上昇します。
13年に約39%、そして18年には約54%も上昇します。
この「13年目」と、「18年目」いうタイミングが特に費用の負担増を感じる年となります。
部品の交換修理が必要
車検には、自動車重量税のような「法定費用」という必ず支払わないといけない費用に加えて、「車検基本料」と「部品交換費用」というものもかかってきます。
古い車は、「部品交換費用」の負担が増える傾向にあります。というのも、長年乗っていると、多くの部品が経年劣化し、また消耗し、交換・整備が必要となってきます。
古い外車なら、部品の調達にも時間や費用が余計にかかります。
さらに古い車なら整備に専門的な知識や経験が求められることもあります。
税金が高くなる
古い車は自動車重量税が上がることは先ほど触れましたが、もう一つ上がる税金があります。
13年目は自動車税がUP
それが、毎年4月1日の時点で車を所有している人に課される自動車税です。こちらも、新車登録から13年目になると、普通車なら15%上昇します。
- 自動車税(年額)
13年を超えた場合の自動車税の負担額の違い | |||
排気量 | 12年以下 | 13年以上 | 上昇率 |
軽自動車 | 10,800円 | 12,900円 | 20% |
1L以下 | 29,500円 | 33,900円 | 15% |
1L超〜1.5L以下 | 34,500円 | 39,600円 | 15% |
1.5L超〜2L以下 | 39,500円 | 45,400円 | 15% |
2L超〜2.5L以下 | 45,000円 | 51,700円 | 15% |
2.5L超〜3L以下 | 51,000円 | 58,600円 | 15% |
3L超〜3.5L以下 | 58,000円 | 66,700円 | 15% |
3.5L超〜4L以下 | 66,500円 | 76,400円 | 15% |
4L超〜4.5L以下 | 76,500円 | 87,900円 | 15% |
※上記の軽自動車は、平成27年4月1日以降に登録されている場合の額です。
この表の通り、普通車なら15%、軽自動車なら20%上昇します。
そして、軽自動車で平成27年3月31日以前に登録されている場合、7,200円が13年後には12,900円となり、約80%上昇となってしまいます。
ディーゼル車の場合、自動車税が上がるタイミングが早くなります。
新車登録から11年目に、15%上昇します。
燃費が悪い
現在は、ハイブリット車や電気自動車、またクリーンディーゼル車等、燃費の良い車が多く販売されており、その技術も日々進歩しています。
一方、古い車は文字通り技術面は古い状態のものです。ディーゼルエンジンなら7.0km/Lほどの燃費の車もありますが、ガソリン車なら5km/L以下の燃費の車も存在します。
ガソリン代は月々の車の維持費に直結します。
古い車の税金が上がるのも燃費が一つの理由
「燃費が悪い=環境性能が悪い」とも言えます。昨今、自動車市場は「エコカー」や「低燃費」という言葉で溢れかえっています。つまり、それだけ環境性能の良い車に乗ってくださいよ!ということです。
それで、古い車の税金を上げて、新しい車への買い替えを国を挙げて促進している訳です。
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古い車を出来るだけ高く売る方法
古い車に関しては、ディーラーでの下取りは、あまり高額買取は期待できません。ディーラーは新車販売の専門であり、中古車買取の専門ではありません。古い車は売れないと見なされ、値段がつかない場合があります。
はっきり言いますと、古い車を高く売る一番の方法は、車買取一括査定を利用することです。
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まとめ
この記事では、古い車の維持費について、維持費が高くなってしまう理由を解説してきました。
- 自動車税・重量税が高くなる
- 部品交換費用が余計にかかる
- 基本的に古い車は燃費が悪い
古い車には、古い車なりの味があり、魅力があります。そのレトロな風貌は見る人を惹き付ける力があります。
また、特に日本車について言えば、元々の設計や耐久性、またきちんと整備されていることが基本とはなりますが、13年以上経っていたとしても壊れることは少なく、長く乗り続けることも可能でしょう。
これから古い車を買うことを検討しておられる方は、維持費の面も考慮した上で購入されることをオススメします。
また、古い車を売ろうとしている方は、車買取一括査定を利用してみて、大切に乗ってきた愛車がどれほどで売れるのか、複数の買取店の査定額を比較してみてくださいね。
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